
高校の頃、学校が終わって電車に乗って帰宅する時、
冬だと、もう少し薄暗くて積雪もあったりして。
その中を山の方へ向かって歩いて帰るのですが、
いつも頭の中には、あのラフマニノフの「ピアノ協奏曲No.2」が流れてました。
どれだけ田舎に住んでたんだよって話ですが(笑)
ロシアの作曲家で「パガニーニの主題による狂詩曲」とか「ヴォガリーズ」を書いた人・・・ということくらいはボンヤリ知っていましたが、
イマイチどういう人だったのかは把握してなかったので、久しぶりに街中の映画館へ行って観てきました。
映画はラフマニノフの亡命先のアメリカ、カーネギーホールでの演奏会から始まります。
超絶的ピアノ演奏と、ロシアの広大な大地が目の前に浮かぶような名曲でラフマニノフは大成功をおさめ、次々と数百もの演奏会をこなしていきます。
が、同時に商業ベースに則った演奏活動に疲弊し、演奏家としては成功を続けるも、作曲活動は全くできなくなります。
「・・・曲が書けないんだ。(ロシアとは)空気が変わったからかな・・・」
そんな中、故郷ロシアで咲き乱れていたライラックの花束が彼の元に送られてきます。
ラフマニノフにとって幼い幸せだった頃の思い出や、初恋のアンナ、革命家のマリアンナとの恋愛の象徴だったライラック。
贈り主不明のその花束が届くたび、ラフマニノフは音楽への情熱がよみがえってくるのですが・・・。
2008/05/09(金) | cinema | トラックバック(0) | コメント(0)









