柔らかな命を持つひと

生きることば あなたへ
生きることば あなたへ

それを特に感じるのは、小さな生き物だったり、生まれたての動物だったり。
まだ幼い子どもたちの仕草や、考え方であったりします。

命の柔らかさ。 
魂の柔軟さ。

その奥深い根源のところは、まだふるふると震えるように新しいエネルギーが湛えてあって。
時々、命の滴がはじけるような生命力を周囲に振りまいて。

そういうものって、命がまだ始まったばかりのときの特権かと思っていました。
清濁合わせ飲まなきゃいけない大人で、色々なことを潜り抜けてきて、知らないうちに体にも心にも経験という鎧をまとってしまったら、
もうそんなしなやかな魂も縁がなくなっていくのだと。


最近、ふと前に買った瀬戸内寂聴さんの本を戸棚から見つけて読み直しています。
エッセイだったり私小説だったりさまざまですが、寂聴さんの言葉の美しさ、視点の新しさに改めてはっとさせられます。

先日も携帯小説の審査員をしておられて、「面白いですよ、とても」と目を輝かせて話しておられました。

優しくて温かくて、強くて自由闊達。
そしてとても「お茶目」な方(笑)

あんな柔らかな命を持った寂聴さんに、とても強く惹かれます。

2007/10/24(水) | reading | トラックバック(0) | コメント(2)

What is Halloween ?

最近、受け持つようになった小1の子たちから、「ハロウィーンって、なに??」と聞かれ、あぁ、もうそんな時期なんだなぁと。

それじゃ、どんなのか説明しよっか、と持ってきたのがこの本です。

10 Trick-or-Treaters
10 Trick-or-Treaters
小学校低学年の子たちに、ハロウィーンの雰囲気がよく伝わる1冊です。
絵柄もポップで、とってもカワイイ♪
10人の子どもたちがハロウィーンの夜、お菓子をもらいに出かけますが、一人ずつモンスターや吸血鬼におどかされて減っていきます。
増えていかずに減っていくあたりがハロウィーンっぽいですね。
Counting bookとしても面白いです。


もう少し小さい幼稚園児以下の子たちには、

Five Little Pumpkins (Harper Growing Tree)
Five Little Pumpkins (Harper Growing Tree)
こちらは5つのパンプキンの短いお話です。
“But we don't care! ”って、肩をすくめて大げさに言うと、キャッキャキャッキャ☆と喜んでくれます。
最後に、Ooooooooo went the windと言いながらふーーって息をかけると、
皆がパンプキンの役でゴロゴロと転がってくのがお約束(笑)

2冊とも手ごろなお値段で、なかなか活躍してくれる本たちです。



2007/10/19(金) | reading | トラックバック(0) | コメント(0)

自分の願いを知って向き合う 「新月のソウルメイキング」

[魂の願い]新月のソウルメイキング
[魂の願い]新月のソウルメイキング

「自分のことは自分が一番良く知っている」

確かにそうなのですが、忙しい日常であきらめてしまったり、随分前に忘れてしまったりしている「願い」というのがけっこうあるのかも。
この本を読んでそう思いました。 

もう、ごくごく平たく言ってしまえば、「おまじない」の本です。
新月には月のパワーが最大限になるので、自分で願いごとのリストを作る。
ただそれだけ。

「願う」というのはこの本を読む前からとても強いエネルギーそのもの、ではないかと思っていました。
丑三つ時の呪詛もネガティブな「願い」だし、古今東西、「祈り」や「願い」が成就したお話はたくさんありますから。



願いごとをする「コツ」は本の中で伝授されています。
これが読んでいてかなり面白い。
占星術というより、心理学的な発展です。
なるほど、こういうふうに自分の願いを掘り起こしていくのか・・・。と、納得いきました。
精神面での願いも、物質・金銭面でも、対人関係(セックスも含む)でも、かなり具体的なリストを作るあたりが西洋的といえばそうですね(笑)

手書きで書くというのも意思を明確にする大事なツールなのだろうと思いました。

とりあえず次の新月は15日。
かけこみ需要で買った本ですが(笑)、真剣に願ってみます。

とても叶えたい願いが一つあるので。


2007/06/12(火) | reading | トラックバック(0) | コメント(2)

きれいなエイプリル・フール





ー エイプリルフールにとっておきの真実を言うために 友よ 私は毎日嘘をつかねばならぬ ー

確か安野光雅さんのご本にそういった一節があったのを覚えています。
今日は4月1日にちなんで(笑)、安野さんの個展に行ってきました。
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2007/04/01(日) | reading | トラックバック(0) | コメント(0)

どうして皆、笑ってるのか分からないときの気分「ぬるい眠り」

ぬるい眠り
ぬるい眠り

江國香さんは大好きな作家さんの一人。
一番最初に読んだ「香ばしい日々」は本当に新鮮だったし、「デューク」は多分、100回以上は読んだだろうけど、未だに読み返してはバカみたいに泣いてしまう。
「きらきらひかる」では笑子ちゃんの切なさに自分の身が切られるくらい辛かった。

こうして振り返ってみると私が彼女が描く世界が好きなのは、シンプルな構造の中に「この言葉しかここはありえない」という適切な言葉遣い、しっとりした暖かい雨の日のように身に添うような感情表現などがあるからなのだと思う。

この「ぬるい眠り」には正直、期待し過ぎていたのかもしれないけれど、ピタっと私の気持ちに添うものが無かった。

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2007/03/27(火) | reading | トラックバック(0) | コメント(0)

untamed myself 「ゆれる」

ゆれる
ゆれる

最初にお断りしておきますが、私は映画のほうの「ゆれる」は観ていません。
なので、映画をご存知の方からはちょっと違う感想になるかも・・・。


映画もとても評判の高かった「ゆれる」ですが、私が拝見した小説の「ゆれる」は映画のノベライズではなく、シナリオでもありません。
鳥肌モノの小説です。

全220ページの短めな小説でしたが、途中何度も何度もシツコイくらい裏表紙に印刷されている西川美和さんのお写真を見直しました。

本当にこの人が書いたんだろうか。
こんなに清楚で、カンの良い小学生の女の子がそのまま大人になったような彼女が。

何度もそう思ったのは全編、独白から成っていて、それぞれの登場人物、青年から彼らの父親まで、に状況を完璧に語らせているからです。

そう。
多分、映画では影の薄かったと思われる「川端智恵子」にも。
彼女のモノローグが、小説「ゆれる」では一つのピークになっています。

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2007/02/24(土) | reading | トラックバック(1) | コメント(2)

一瞬のための永遠

入江泰吉 私の大和路―秋冬紀行

入江泰吉 私の大和路―秋冬紀行

先週の土曜に「美の巨匠たち」という番組を録画してたなぁと思い出して、先日見てみました。
ある一枚の写真、「斑鳩の里 落日」と名前が付けられたそのお写真は大和路を撮り続けた入江泰吉氏の撮られた一枚でした。

美しくも哀しく怖いくらいの夕日の下に法隆寺のシルエットが写っているもので、
日本人なら誰もが秘かにもっている、懐かしいような泣きたくなるような「魂」を揺さぶられるお写真でした。 

その後、何枚か入江泰吉氏のお写真が紹介され、ご自身のプロフィールが紹介されたとき、
「あれ??あれれ??」
何か記憶をくすぐるものが。。。

三脚のカメラを構えて立ってみえるお姿を見た時、思い出しました。
 

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2006/12/02(土) | reading | トラックバック(0) | コメント(5)

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