having a presentiment of shrinking economy

少し前の日経の記事です。
私立高の07年度、経済的理由の退学が過去最悪に

大手・個人の塾・予備校にしても、○enesse等の通信教育にしても、共通して言えることは、
「退会・退塾の理由を把握する」ことが非常に大切だということ。
「一身上の都合で」と、なかなか直接には理由を言ってもらえないことも多いのだけれども。

ごく一般的な家庭において、
「○○費のために××費を削る」というパターンは、それぞれの事情によって様々なものがあるのは分かっているけれど、
教育費が「××費」に当てられることは、食費、娯楽費などに比べればかなり後のほうだと思います。

が、ウチもここ1,2年の間に断定はできないものの、どうも「経済的理由」でお辞めになる生徒さんがポツポツ出てきた感じがあります。
「そんなの、金を払うだけのレッスンがオマエんトコでしてないからだろ」と言われれば「はぁ・・・」と返すしかないのですが・・・。





本科の方はさておき、私が所属してるのは「学習塾」というより「習い事」の領域に近くて、
ある程度、学年ではなく生徒さんのグレードで勉強内容も、いただくお月謝も変わってきます。

始めて数年で「あ、こりゃ合わないわ」とお辞めになるのは、ごもっとも、なんですが、
勉強し始めて5,6年になると結構なレベルになってもらいます。
他の習い事でいうと「級」から「段」にあがる感じでしょうか。
生徒さんたちも、きっとそこ頃が一番手ごたえを感じて面白い時期なんですよね。
その中で私が直接担当している子が、去年あたりから1年間に1、2人ですが、経済的理由で辞めていかれます。

「ちょっとお父さんの仕事の方が、今、大変で・・・。」と口ごもるその子は6年半、来てくれてました。
あまり自分からはアピールしない子でしたが、マジメで優秀なお子さんでした。
「お月謝なんか、いらんよ。これからも勉強しにおいでよ」
のど元まで出掛かったこの言葉を飲み込むのに、どれだけ苦労したか。

しばらく昔話をして懐かしんだ後、その子がニコっと笑いながら、
「お兄ちゃん(その子もウチに来てました)が、今、高校で英語だけはトップなんだって。『(ウチに)来てて良かった』っていってました」
それを聞いたらもう、親御さんのところには電話できないなぁ・・・と思いながら、
「戻れるようになったら、いつでも戻っておいでね。他の生徒、蹴散らしてでも時間はとるからね」
と約束しました。


できれば「経済的理由」なんてウソで、他のもっと良い場所で勉強してくれれば思います。
我が家も前に書いたように、経済的にはキツイ時期で、
正直、陽菜太郎が「私立の医学部に行きたい」なんて言い出したら・・・「世界のナベアツ」のまねでもして誤魔化すしかありません(汗)
(幸い、陽菜太郎がそんなコトを言い出す気配も学力もありませんがw)
不況が様々なところに影響しているのは、ニュースでも生活実感としてもあるのですが、
こんなところまで来てるのかと、ちょっと背筋が寒くなる思いがしました。







2008/06/10(火) | untroubled living conditions | トラックバック(0) | コメント(0)

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