遠足その2 「近藤嘉宏 オール・リスト・プログラム」

宇治から淀屋橋まで1時間弱かかりました.
その間ケイタイもいじらず、ただひたすら車窓からの景色をボンヤリと・・・。

実は大阪が今回の遠足のキッカケでした。
近藤嘉宏さんのピアノ・コンサートが大阪である、それも全曲リストで行われると聞いて、
今年の2月くらいにはもうチケットを(ちゃっかり自分の分だけ)買ってしまいました。

私のような上っ面でしかリストを知らない者にとって、6月って「一番リストにふさわしい月」というイメージがあります。
なんて言ったって「愛の夢」でしょ?それに「ラ・カンパネラ」。
6月に聞かずに、いつ聞くと?(笑)

大きな「フェスティバルホール」でしたが満員の状態で、客層も「老若男女」、年配の方から小学生のお子さんまで幅広く来てみました。


プログラムを見ると第1部と第2部に分かれていて、
第1部はコンソレーション(慰め)第3番と、ピアノ・ソナタ ロ短調。

私はリストのコンソレーションは3番しか知りませんでしたが(汗)、6つあるんですね。
調べてみると、1849年〜1850年に作曲されいて、ちょうどリストが 「ちょっと、そろそろ誰かに刺されるんじゃないの(汗)?」と思えるくらいの 数々の恋愛をやり切って、一区切りついた頃の作品のようです。

世俗的なものは全くなく、すごく美しいピュアな旋律(クラシック名曲サウンドライブラリーさんで聴くことができます)で、近藤さんらしい選曲だなぁと、1曲目からうっとり。
あの「愛の夢」ほどは甘々ではないけれど、ひたすら優しく、時に空を仰ぐように広がる音と音。
優しく手をとって「さぁ、どうぞ」とリストの世界に導いてもらったら、、、

ピアノ・ソナタ ロ短調です。

この曲が始まるまで、ちょっと不思議でした。
近藤さんは、まだ数回しかコンサートに行かせていただいてないのですが、あまり曲が始まるまでに間をとる方じゃないと記憶してました。
が、この曲の前は手首を回されたり、ピアノに向かってしばらく沈黙されていたり・・・。

始まってみると、納得しました。
神様はこんな気持ちで人間の苦悩、救済、悟り、終焉を見守ってるのかなぁと思えるような、まるで長編小説のような曲。
全編に細く長く、でもハッキリと存在感のある緊張が続く名曲でした。


第2部は近藤さんのCDにも収録されている、お馴染みの曲が多くなります。

「ラ・カンパネラ」、「メフィスト・ワルツ」、「愛の夢」、「マゼッパ」、「ハンガリー狂詩曲・第2番」。
そしてアンコール曲が」、「ハンガリー狂詩曲・第6番」。
近藤さんも時々片腕をバーンと回されたり、思わず立ち上がって演奏されたりと、
決してroughlyではないんだけど、とってもlivelyに楽しそうで。
・・・はるばる大阪まで聴きに来れた幸せを噛みしめてました(笑)

考えてみれば、同じホールだとしても、奏者が変われば演奏会の雰囲気も当然変わります。
同じ奏者でも、曲目も変われば、お客さんも変わる。
きっと季節も。
そうなると同じ演奏会というのは存在しないんですね。
公的に録音されてない限り、コンサートってその場限りの、とても贅沢な時間なんだなぁと改めて思いました。


8月はオール・ベートーベン・プログラム。
もちろん行きます。今度は小陽菜も一緒に。

今から近藤さんの「悲愴」や「月光」を聴くのが楽しみで、待ちきれません。
「月光」の第3楽章・・・あれを生で聴けるなんて、うわぁ・・・鳥肌たちそう(笑)
それを励みに、日々の暮らしをがんばります(笑)


2008/06/02(月) | music | トラックバック(0) | コメント(2)

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たろじろ

『』

こんばんは、陽菜さん。

一人旅、良いですねぇ。壮大なお散歩みたいな、贅沢な時間と空間の使い方ですよね。
ライブ、舞台、スポーツ、全て「観る」物は空間と時間を専有できる心地好さにつながるのかもしれませんね。

ピアノという楽器は人類有数の発明だと思います。
久しぶりにピアノが弾きたくなりました。
下手っぴですが…

2008/06/04(水) 23:13:29 | URL | [ 編集]

たろじろサマ>陽菜

『』

こんばんは、たろじろサマ。

仕事上、年に1,2回は必ず関西へ一人で行くことはあるのですが、
純粋に遊びに一人で行ったのは、結婚以来、初めてかも・・・(笑)

散歩も旅行も、一人でも誰かとでも、楽しいものですよね♪
そして記録に残らないものも、キチンと記憶に残ってる。
不思議なコトだと、つくづく思います。

ピアノ、私も続けたかったなぁ・・・。
私のほうこそ、笑えるくらい下手っぴーでしたけど(汗)

2008/06/04(水) 23:43:10 | URL | [ 編集]

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