
素粒子の一つ、ニュートリノ。
質量が観測できないくらい微細な素粒子。
それを計る巨大な施設が岐阜県飛騨市神岡町にあります。
以前、科学オンチの私でも理解できるように、その施設とニュートリノのことを特集しているのをずっと前にTVで見ました。
地下深くに数万トンという気が遠くなるような水を溜めて観測すると、他の素粒子が地中まで届かない深さでも、ニュートリノはその水中を通過しながらキラっと光るのだそうです。
ほんの稀に。
私のカラダを通過しながら。
あなたのカラダも。
飢えて死に逝く人のカラダも。
生まれたばかりで生を謳歌している鳥の雛のクチバシも通過して。
藁のお家も、コンクリートの瓦礫も。
瞬間というのが永遠に思えるくらいの、もっと短い時間の中、
ニュートリノは輝きながら全てのものを通過していくのです。
つまり、それほど私たちは平等に扱われているのだと思いました。
私たちが与り知らぬところでは。
たまに、とても他人が羨ましく思えて、自分がつまらなく感じてしまうとき、
ニュートリノのことを思い出します。
2007/12/03(月) | untroubled living conditions | トラックバック(0) | コメント(4)



