ニュートリノの降る夜

ニュートリノ


素粒子の一つ、ニュートリノ。

質量が観測できないくらい微細な素粒子。
それを計る巨大な施設が岐阜県飛騨市神岡町にあります。
以前、科学オンチの私でも理解できるように、その施設とニュートリノのことを特集しているのをずっと前にTVで見ました。

地下深くに数万トンという気が遠くなるような水を溜めて観測すると、他の素粒子が地中まで届かない深さでも、ニュートリノはその水中を通過しながらキラっと光るのだそうです。
ほんの稀に。

私のカラダを通過しながら。
あなたのカラダも。

飢えて死に逝く人のカラダも。
生まれたばかりで生を謳歌している鳥の雛のクチバシも通過して。

藁のお家も、コンクリートの瓦礫も。

瞬間というのが永遠に思えるくらいの、もっと短い時間の中、
ニュートリノは輝きながら全てのものを通過していくのです。

つまり、それほど私たちは平等に扱われているのだと思いました。
私たちが与り知らぬところでは。

たまに、とても他人が羨ましく思えて、自分がつまらなく感じてしまうとき、
ニュートリノのことを思い出します。





2007/12/03(月) | untroubled living conditions | トラックバック(0) | コメント(4)

«  |  HOME  |  »

たろじろ

『』

他の粒子は透過出来ない地中深くで、
そこまで他の粒子と衝突せずにいたニュートリノが、水の粒子と衝突して光を放つ。

その限りなく可能性の低い偶然の衝突に意味は無くとも、放たれた光は確かに存在する。

私と誰かの出逢いも、ニュートリノと水の衝突くらいの偶然の産物。

その出逢いが光を放つものでありますように。

2007/12/05(水) 20:53:56 | URL | [ 編集]

五十六

『No title』

ニュートリノと言う言葉を初めて聞いたのが「宇宙戦艦ヤマト 完結編」だったです(笑)そんときは恐ろしい兵器として登場したのですが、後にニュートリノの本質を知って(´▽`)はぁぁ・・♪ としたもんです。スーパーカミオカンデに見学に行きたいです。

2007/12/05(水) 21:53:55 | URL | [ 編集]

たろじろサマ>陽菜

『No title』

出会いって、本当に偶然の産物であったり、アレンジされたものだったり、強制的に会わされたり・・・。
色々ですよね。

「対面同席五百生」という考え方も味わい深いのですが、たろじろサマの書かれた、
>私と誰かの出逢いも、ニュートリノと水の衝突くらいの偶然の産物
・・・という考え方のがロマンティックで素敵ですね(^-^)

たろじろサマの出会いが、いつまでも温かい光を放っていますように。。。

2007/12/05(水) 23:56:30 | URL | [ 編集]

五十六サマ>陽菜

『No title』

こんばんは、五十六さま♪

さすが、宇宙船艦ヤマトはニュートリノまで兵器として登場させたんですかーー!
あの「波動砲」って言葉もデスラー総督の顔色くらい新鮮でしたもんね(笑)


スーパーカミオカンデのある神岡町はよくスキーに行った場所です。
ほんと静かで、静か過ぎて「しんしん」と雪の降る音が聞こえそうな場所ですよ(^-^)

2007/12/06(木) 00:15:32 | URL | [ 編集]

コメントの投稿 *** 現在コメントは承認制となっています ***














管理者にだけ表示を許可する

トラックバック ***現在トラックバックは承認制となっています***

トラックバックURL
http://hinamoonblog.blog29.fc2.com/tb.php/399-5ad9970a
 |  HOME  |