キサラギ


「ちょっと喪服、買ってきます!喪服着ると盛り上がれるんです!!」
…だからナニ?一周忌で盛り上がるって?(爆)

自殺したアイドル・如月ミキの一周忌に集まったのは、ファンサイトで知り合った男、5人。
ハンドルネームは家元、スネーク、安男、オダ・ユージ、そしてイチゴ娘。
如月ミキについて熱く語っていた5人の思い出話は、思わぬ展開になってしまいます。

「あれは自殺なんかじゃない。殺したのは・・・あなたですね?」

ストーリーとキャスティングがハマれば、こんなに面白い映画ができるんですね。
展開の面白さに、キャスティングの妙に、爆笑としんみりのあっという間の2時間でした。


平日の昼間ということもあって、人は少ないだろーなーと思って入ったら、女性客がずら〜〜〜(汗)
そっか、小栗旬君目当てなのね。
・・・ユースケ・サンタマリア狙いだなんて、私くらいかも…。あはは。


マリリン・モンローもその死に色々疑惑というか仮説がありました。
自殺だ、いやケネディがらみで政府に暗殺されたんだとか。
アイドルの不可解な死というものは、いつの時代でもファンにとっては甘く切ない永遠のナゾなんでしょう。

とは言っても、如月ミキちゃんはマリリンとは違って、もっさりしたタイプのC級?D級?アイドル。
ファンも少なく、サイトで「一周忌」を呼びかけ集まったのが、「ヲタ魂炸裂」の5人の男たち。
その弾けっぷりに笑わせてもらいました。
特に香川さんの演じる「イチゴ娘」は最初っから異様なオーラだしまくりで、観客の「どん引き」と「爆笑」の狭間を絶妙のバランスで演じておられます。
もう笑いっぱなしの前半なのですが、全てそこでのエピソードや「ヲタ魂」が後半の謎解きに影響してくるなんて。
場面も回想シーン以外は全て1部屋の中でストーリーは進んでいきます。余分なモノがなくて本当に面白い。
コロコロと展開する内容に、驚いたり大笑いしたりしましたが、終わり方も良かったです。
心あたたまるモノがありました。
映画のラストに、それぞれのミキちゃんへの思い出を回想するシーンがありますが、ちょっともらい泣き(笑)

エンドロールでの5人の弾けた踊りっぷりも、「かーわいいなぁ♪」と微笑んでしまいました。
満足。満足。



2007.07.06 


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