a formidable opponent



あれ?と瞬間思ったけど、気付くのが遅かった。
ナンバー・ディスプレイの番号が全く見たことのない番号だったけど、
もう受話器を上げてたので「はい?」とだけ応答してみた。

「おはよ!陽菜ちゃん!」
「お」だけで分かった。Rだった。




絶句してると「帰る日とフライト、決まったから。言うよ?」
一方的にRは喋ってる。
「9時着だけど、遅れるかもしれないし。すぐには出てこれないから10時でどう?」
「・・・なんでウチの電話にかけてくるわけ?」
「そっちはまだ20度あるんだろうなー。セーター着てったらヘンかな?」
「メールでいいじゃない。なんで電話?」
「昼メシ、一緒に食おーぜー」

Rは日本語の聞き取りができなくなったのかもしれない。
「だからっ!なんでココに電話してきてるわけっって聞いてるでしょっ!」
「携帯に知らない番号でかかったら、出ないでしょ?(笑)」
確かに。出ないかも知れない。

「俺、すっごく天丼が食べたいから。俺が帰るまで天丼は食べないでよ」
「いかない」半分、叫ぶように答えた。
「『いけない』じゃなくて『いかない』? じゃー『来れる』よね?(笑)」
再び、絶句。

「その曜日なら仕事は夕方からだよね。大丈夫。昼、食ったら俺、一人で帰るし。」
じゃあねー、と上機嫌でRは電話を切ってしまった。

電話が切れてからのが急に懐かしさがこみ上げてきてしまって、
それも、あまりの懐かしさに吐き気がするくらいアタマの中が混乱している状態。

ホントに今、Rから電話がかかって来てた?
私の妄想じゃなくて?

2006/10/26(木) | something erotic | トラックバック(-) | コメント(-)

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